
ライフデザイン支援取組事例の紹介[2]
6/6
「これからの赤ちゃん先生プロジェクト」
最後に、地域における効果として、地域の課題を自ら解決しようと考える市民の育成にもつながると考えています。ユニバーサル社会、ダイバーシティ、赤ちゃんでもお母さんでもできることがある、そういった活躍の機会を創出し、他者との違いを分かってもらうこと、そういった環境を整えるようなことにつながると思います。こうした活動を続けていくことで、子育てしやすい街づくりや少子化対策にもつながっていくのではないかと考えています。きちんとしたデータはないのですが、ママの働き方応援隊にいるママは、2人目、3人目、4人目…と産むママが多いのです。やはり、赤ちゃん連れでも仕事ができる、ということ、赤ちゃんの人と人をつなげる力でママも社会とつながっていけることが嬉しくて、たくさん赤ちゃんを産みたくなるのです。
このように、赤ちゃん先生プロジェクトは、色々な人にものすごくメリットがあります。学校や施設の方にものすごく喜ばれて、ママたちも「こんな元気な子を育ててくれてありがとう」なんていう言葉をかけられて、みんな涙して帰ってきます。私たちが癒そうと思っていても、それ以上に私たちが受け取ってくるものが多いのだな、そう考えながら感じながら日々活動をしています。
最後に、今後の開催予定についてお話しいたします。前橋市の前橋東高校、9月28日、10月3日に「赤ちゃん先生プロジェクト」の授業を行います。通常、見学は受け付けていないのですが、行政の方や赤ちゃん先生プロジェクトを受け入れたい、と思ってくださる教育機関の方がいらっしゃいましたら、是非お声がけいただければと思います。メンバーは、いつも楽しく活動しています。若い世代の皆さんのお力になれるように、ママたちも一生懸命頑張っています。こんな活動もあっていいのではないかと思い、発表させていただきました。ご清聴ありがとうございました。