ライフデザイン

ライフデザイン支援に取り組む方へ

ライフデザイン支援取組事例の紹介[3]
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「命の大切さを知ってほしい」

講演のあと、実際に体験をするような機会も提供しています。高校生に佐藤病院に来て、出産後のママや赤ちゃんに触れてもらう、学んだことを実体験してもらう、命を知ってもらうという構成です。すごく印象的なのは、割と死んだような目をしている高校生も、ここに来て赤ちゃんを抱っこすると、ベールが剥がれたみたいに、顔がぱぁっと変わるんですね。男の子も。それがすごく嬉しくて、やめられません。

佐藤病院は、北関東で一番出産数を持っている病院で、年間で1,400人から1,500人は産まれています。ただ、安全に出産をしてもらうだけの病院ではなく、命の大切さを知ってもらう、これからの日本を担っていく小さなお子さんを増やしていく、こうした理念のもと活動していくことが使命だと考えております。赤ちゃんを紹介してくださるお母様の協力がもちろん必要にはなりますけれども、子どもを産むことに対する抵抗をなくしていくこと、命を大切にするということを学生さんにも知っていただけるように、病院としても力をつくしていきたいと考えております。そんな思いで活動をしています。ご清聴ありがとうございました。

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