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ぐんま結婚・子育て応援フォーラム”Hello My Family!”

ぐんま結婚・子育て応援フォーラム”Hello My Family!”

日時/ 2016年1月23日(土)午後2時~

場所/ 高崎市総合福祉センターたまごホール

岡部アナ
「夫&妻&子供が輝く!My Sweet Homeのつくりかた」をテーマにパネルディスカッションを進めていきたいと思います。
まずはパネリストの皆さんをご紹介します。第1部より、引き続き、歌手の木山裕策さんです。NPO法人ラサーナ理事長の福田小百合さんです。NPO法人ママの働き方応援隊群馬校代表の横山麻衣さんです。そしてコーディネーターは、私、エフエム群馬の岡部哲彦でトークをさせて頂きます。
では、第2部からご登壇いただいている、福田さん、横山さん、簡単に自己紹介をお願いします。
福田さん
NPO法人ラサーナで理事長を務め、普段は産婦人科の病院に勤めています。家族は、夫と大学生と高校生の息子と夫の母と暮らしています。
岡部アナ
続いて横山さんお願いします。
横山さん
NPO法人ママの働き方応援隊群馬校代表の横山です。本日はピアサポーターという立場でも参加しています。家族は夫と6歳と4歳の女の子、6か月になる男の子、毎日育児に奮闘しています。
岡部アナ
そして、申し遅れましたFMGUNMAアナウンサー岡部です。
5歳と3歳と1歳の三人娘の父親ですが、夜遅く朝早い仕事をしていますので、お父さん会社に住んでいるのとか、次はいつ来るのとかショッキングなことを言われています。今日はダメイクメンの代表として、皆さんから勉強したいと思っています。
さて、今回のテーマ「夫&妻&子供が輝く!My Sweet Homeのつくりかた」は木山さんのヒット曲「Home」にあるような、「世界にひとつだけのMy Sweet Home」が、どうやったらつくれるかという壮大な目標を話し合っていきたいと思います。
まずは木山さん「My Sweet Home」って、1つの考え方としては家族のメンバーの、夫、妻、子供、それぞれが輝いている家庭という考え方であっていますか。
木山さん
そんなふりをされると、木山家がきらきら輝いているようですが、実際はすごく大変ですよ。みんなを輝かせることがもちろん大切だと思いますが、お父さん、お母さんが子どもたちからみたときに楽しそうに生きていないと輝かない。日々の生活の中で自分の夢を見つけ、好きなことをしながら暮らしていければと考えています。
岡部アナ
お父さんとお母さんが輝いていると、子どもたちもそれについて行こうと思いますよね。
木山さん
会社に毎日行って、休みは疲れて寝れるし、夜は酔っぱらって話もできないとなると、子どもが大人になるって大変だなって思うではないですか。自分の好きなことをやり、楽しそうに生きている姿を子どもには見てほしいと思います。
岡部アナ
今日は会場に女性も多くなっていますが、まずは「女性」が「家庭で輝くためのポイント」を考えていけるといいのですが、福田さんは特に、健康面や生活面などで「女性が輝くための」「女性の健康」をサポートする活動に取り組まれているのですよね。
福田さん
普段は、高崎市内の産婦人科病院の佐藤病院でNPOや病院などでウェルエイジング・コーディネーターとして、女性がずっとキレイで健康でいるためのカウンセリングやメンタルケアなどをしています。NPO法人では子宮頸がん予防を中心に女性の健康支援をしています。
岡部アナ
また、福田さんは「子宮頸がん予防」のマラソン大会も運営されていますね。
福田さん
高崎美スタイルマラソン、5年前から開催しています、自分は健康だと思っているマラソンランナーに対して、予防が大切だよっていうことを、マラソン大会を通じて伝えています。
岡部アナ
福田さんは、子宮頸がんの啓発に力をいれるには、特別な思い入れがあるそうですね。
福田さん
自分が学生のときに、私の母親が病気がちで家におらず、自分が思春期を迎えていたときに、自分の体のことや恋愛のことなど相談できませんでした。当たり前のことができなかった。お母さんが家庭で一緒に笑っていられる家庭っていいなと、ずっとあこがれていました。
子宮頸がんは、お子さんが小さいうちに母親が亡くなっている事例も多い。そうしたことを少しでも減らしたいと思って、皆さんに検診を受けましょうねと呼び掛けています。
岡部アナ
木山さん、やっぱり心身の「健康」は、家庭で女性が輝くためには不可欠ですね。
木山さん
健康でないと何もできないですから、防げるものであるのなら、検診は絶対受けるべきですよね。
岡部アナ
そして、男女を問わず「働いたり」「社会参加」することで輝いたり充実感を得られる部分も大きいと思います。横山さんはNPOの「赤ちゃん先生」の活動で、育児中の女性のサポートを行っていますよね。
横山さん
赤ちゃん先生は、0歳から3歳までの赤ちゃんとそのお母さんが教育機関、高齢者施設に伺うことによって、命の大切さを感じたり、癒しや生きる希望を持ってもらう活動です。
岡部アナ
横山さんは、ご自身の活動を通して、日々どんなことを感じていますか?
横山さん
この活動はボランティアではなく、謝礼金をもらうお仕事としてやってもらっています。この活動をすることによって、単なる主婦だから、子育てしているだけだからではなく、大切な命を産み出す母親なのだと、自己肯定感を持ってもらっています。
岡部アナ
横山さんは、NPOの活動を通じて、自分自身が「大きく変わった」という経験をされたそうですね。
横山さん
北九州市に引っ越したが、知り合いがいない。子どもが欲しかったので、働くのも控えていました。専業主婦としてぬかりなく家事をすること、夫の評価を得る、期待に応えることに自分の価値を見出していました。誰かから評価されないと生きていけないのが苦しかった。NPOの活動を始めて、「矢印が自分に向いた」ことで、不平不満が減り、息苦しい育児から脱出できました。
岡部アナ
自立が目覚めたということですね。木山さん、いかがですか。
木山さん
僕も妻が会社に復帰できるよう1年だけ会社を休んで、40過ぎに主夫をした経験がありますが、まあ大変。掃除とかは慣れましたが、料理を毎日考えるのが大変。男の人はみんな毎日当たり前だと思っているけど実は本当に大変なこと。僕がつくった場合は、おいしいというまで、妻に「どう?どう?」と聞きました。会社にいる場合は評価され、お金をもらい、そのことで自分の存在価値を確認できる。家にいるとそれがわからなくなる。横山さんの活動は自己肯定感を見出していく、重要な活動だと思います。
岡部アナ
横山さんの話されていたことは、健康と女性の 「My Sweet Home」の大切な条件になりそうだと思います。 木山さんは、4人のお子さんの育児で意識したことは?
木山さん
親がえらいのだからと思わないようにしています。上の子には厳しくしていたのですが、下の子には甘やかしているようで、自分たちの時はそうではなかったと長男や次男から言われます。それで、次男が四男に「こういう時は、こうするのだよ」なんて教えていることもあります。家族って、親が育てるもの、子供が教わるものと決まっているものではなくて、お互いに育てあっているものだなと思います。
岡部アナ
一方で、子育てが始まると育児を巡って夫と妻の関係が多かれ少なかれ変わってくると思うのですが、木山さんいかがですか。
木山さん
赤ちゃんが産まれ、まず問題になったのが夜泣きをどちらがみるか。夜中に赤ちゃんが泣いても、決まって先に起きるのは妻の方のようで、初めは我慢していたようなのですが、あるとき、突然、妻から夜中にドラえもんパンチをされ、起こされました。当時は本当に喧嘩が多かった。
横山さん
実は我が家は喧嘩をあまりしません。一年の半分は、夫は出張でいないので、いるときに喧嘩をするのがもったいない。こういうところがすごくいやだったとはっきり伝えることにしています。夫からは「はい、すみません」ってすぐに改善してもらうようにしています。
木山さん
見習いたい。「My Sweet Home」は横山さんのところですね。
岡部アナ
大事なところは伝えるということですね。福田さんのお家はどうですか。
福田さん
結婚式のスピーチにもありますが、ときどき片目をつぶって、ときどきは両目をつぶって今は過ごしています。
岡部アナ
育児スタートのタイミングは、「My Sweet Home」になるか「My Spicy Home」になるかの岐路だと思いますが、横山さんは先ほどいいたいことを言っているという話がありましたが、改善できたきっかけはどうですか。
横山さん
夫に褒められるとか、他人がどう見ているかではなく、自分に矢印が向いてから、それで夫との関係も変わったと思います。
岡部アナ
変わった1つのきっかけが社会参加をするNPOの活動というわけですね。福田さんは産後の夫婦関係の相談を受けることもあると思いますがどうですか。
福田さん
女性は妊娠してから、だんだんと母親になる準備ができていく。夫の方は何も変わらないので心の準備ができず、産まれてきて初めてお父さんが始まってしまう。そうではなくて、妊娠した時からお父さんが始まることを、病院では伝えています。
岡部アナ
恋をしていた10代、20代とは違う夫婦関係の変化もあると思うし、それを受け入れたり、楽しんだりしていくことが「My Sweet Home」を作るポイントだと思います。ここまで夫婦、子育て、家庭の話が多かったですが今回のフォーラムでも大きなテーマになっている「結婚や出産」についても少しお話を伺っていきたいと思います。
木山さんは、これから「家庭を築きたい」と、結婚、出産を考えている方に向けてはどんなことを伝えていきたいですか。
木山さん
結婚して、子どもが生まれて、病気になったのがきっかけでデビューが決まった。結婚して自分の夢が消えてしまうという考えが正しいとは思わない。仮に結婚しないで、好きな人と旅行に行き、好きな映画に行き、それはそれで充実しているのかもしれませんが、今4人の子供がいて6人家族なので、悲しみは1/6、幸せは6倍なんだと子どもたちと話している。
岡部アナ
最後にあらためて、メインテーマ「夫&妻&子供が輝くMy Sweet Home」をつくるために、大切にしてほしいことやメッセージを、一言ずつ頂けますか?
木山さん
自分に向き合って人生を楽しむという姿勢があれば、どんな状況になっても楽しめるのではないか。一人で頑張りすぎず、助け合って生きていける人がいれば、自分の人生が楽しく、世の中も良くなっていくと思います。
福田さん
皆さん自分の健康に向けて、健康を積極的に手に入れてほしい。家族が健康であることが元気の資本だと思っています。
横山さん
家族、夫婦というのは社会の中で一番小さな組織だと思う。家庭が平和であれば、そういう家庭がたくさんあれば高崎市が幸せになる。日本中に多ければ日本もいい国になると思います。
岡部アナ
パネリストのみなさん、様々なご意見を頂き、ありがとうございました。

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