PoinFAMILY2多様な「家族」と多様な向き合い方家族のカタチが変わりつつあるということは、一人ひとりの家族への向き合い方が変わっていくということです。お互いの価値観を認めながら、自分たちの家族のカタチを柔軟につくっていってほしいと考えます。また、いろいろな家族を応援するための支援制度もあります。例えば「パートナーシップ宣誓制度」や「ファミリー・サポート・センター」などの制度の活用も、自分たちが望む家族のカタチを実現することに役立つでしょう。13PROFILEみなさんの将来にはさまざまな可能性があります。誰かと比較するのではなく、自分らしく生きていくためには何が必要か、答えは簡単ではありません。もし「家族」を形成するとしたら、その家族のカタチは十人十色です。多様な家族の存在を知り、それぞれの家族のカタチを尊重し合うことが求められていると思います。「いろいろな家族がいて普通」という社会にしていきたいですね。社会学者太田女子高、高崎経済大学経済学部、高崎経済大学大学院地域政策研究科博士前期課程修了、同博士後期課程満期退学。群馬パース大学・群馬県立県民健康科学大学・獨協医科大学等の非常勤講師。太田市男女共同参画推進協議会会長、二児の母。tFAMILY互いに思い合うことは変わらない!家族のカタチは変わっても、坂本 祐子 (さかもと ゆうこ)
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