群馬県 若者向けライフデザインを考える冊子「LIFE100」
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5tPoinEGNANCYPR産婦人科との付き合い方女性の場合は、内診に抵抗があって産婦人科を受診されないこともあるかもしれません。しかし実際は、お話を伺ってから適切な対応をします。いきなり検査や治療をする訳ではありません。お話を伺いながら原因を想定し、初めて検査が始まります。さらに、女性特有の慢性的な貧血や冷え性なども産婦人科で治療することができ、プレコンセプションケアにつなげていくことができます。子どもに小児科があるように、女性の専門医は産婦人科です。不調があれば、気軽に相談してください。18PROFILE産婦人科専門医産科婦人科舘出張(たてでばり)佐藤病院院長・佐藤病院グループ代表。女性医学や生殖内分泌、不妊治療を専門。著書『今日から始めるプレコンセプションケア』(ウィズメディカル)。子どもを持つ・持たないは個人の自由であり、強制されるものではありません。しかし一方で、子育てはいいものだと私は思います。何かを伝え、次の世代につないでいくことは大切なことです。これからの社会を担うみなさんには、ぜひ自分の子どもだけでなく、さまざまな場で子どもを育てることに関わっていただき、社会の中で子どもたちを育てて行ってほしいと思います。PREGNANCYまず気軽に。お話と検査から!佐藤 雄一 (さとう ゆういち)

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