PREGNANCYPREGNANCY「UMU」ファウンダー西部沙緒里さんに聞いたキャリアと「産む」こと6134!! 産むことも産まないことも、自分の選択。大病や不妊治療を経験しながらも自ら望むキャリアを積む実践者西部さんに色々聞いてみました私の20代は迷い続けた時期でした。「人生をかけて何かを成し遂げること」への漠然とした憧れが強く、ここにはいない青い鳥を探し続けていました。かたや、目の前のことに全力投球できない自分にも焦りを感じていたように思います。そんな私に、さまざまなライフイベントが訪れます。夫との出会いは、社外のキャリアデザインセミナーです。グループワークでお互いのこれまでのキャリアについて話をしたことがきっかけです。当時の私は、自分の生涯をかけて取り組むことを探し、悩んでいる時期でした。周りを見渡してみると、私のように「不妊、産む、産まない」に向き合っている女性も男性も多いことに気づきました。自身の経験を糧にしながら、ライフキャリアの参考になるようなメディア「UMU」などを運営する事業を始めました。大学を出て初めてついた仕事では、恵まれた職場環境にもかかわらず、組織で自分を最適化することができませんでした。この頃は何もかも中途半端で、周囲にも申し訳なさを感じていました。いつかは母になる未来を漠然と描いていました。でも、結婚後数年は、そのうち時がくれば…とのんびり構えていたように思います。明確に子どもを望んだのは30代で、乳がんになってから。病気の治療とともに不妊治療も始めました。19パートナーとの出会い・悩み2困難を糧に切り拓くライフキャリアPREGNANCY広告代理店でのファーストキャリア結婚したら自然に妊娠・出産!?しかし、そうはいかず…6-9困難を糧に、自ら切り拓いていく西部さんのライフキャリア
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