群馬県 若者向けライフデザインを考える冊子「LIFE100」
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ン    23143ライフデザイライフデザインの考え方ライフデザインの基本的な考え方として、次の3つのことを身に付けておきましょう。一つ目は「複線的に考える」です。「職業人」「家庭人」「地域人」など、人生にはたくさんの役割があります。ライフデザインが単線で構成されることは少なく、その時々に応じた役割や、関わりが重なり合い、複線的に描かれていくものです。二つ目は「節目ではデザインする」です。入学・卒業・就職・転職・結婚など、ここで言う節目とは、ライフイベントと呼ばれるものです。この時は自ら選択する(デザインする)意志を持って、歩んでいくことが大切です。三つ目は「流れに身を任せて、予定外に起きることも楽しんで行動する」です。節目以外の日常では、誰かに誘われたことや予期せず得た機会があれば、こだわりを捨てて流れに身を任せることで、新しい発見を楽しむことができます。PROFILE 今から約20年以上前、キャリア研究の第一人者であるジョン・D・クランボルツは、人生のターニングポイントの8割は、本人の予想しない偶然の出来事であることを明らかにしました(計画的偶発性理論)。これを受けて、目標を定めて計画を立て、キャリアを積み重ねる従来型のプランだけではなく、「いま、ここ」に焦点を当てて、キャリアを構築するという考え方も広まりつつあります。偶発的な出来事によって成長を遂げるためには、自らの行動指針を、1. 好奇心、2.持続性、3.楽観性、4.柔軟性、5.冒険心、としておくことがポイントです。出典元:Mitchell, K. E., Al Levin, S., & Krumboltz, J. D. (1999).Planned happenstance: Constructing unexpected career opportunities.Journal of counseling & Development, 77(2), 115-124.社会学者高崎経済大学名誉教授。1951年山形市生まれ、1996年から高崎経済大学教授。同大学地域政策学部長、学生部長、副学長を歴任。主な著書は『キャリアデザイン講座』日経BP社(2009)。新しいことに興味を持ち続ける 失敗してもあきらめずに努力する 何事もポジティブに考える こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 結果に関わらず挑戦する キホンのキ大宮 登 (おおみや のぼる)Curiosity好奇心Persistence持続性Optimism楽観性Flexibility柔軟性Risk Taking5冒険心計画にないことも楽しむ!

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