!6WORK1K1-6WOR株式会社ワーク・ライフバランス新井セラさんに聞いたキャリアの話き方高度経済成長期の日本は、人口に対する労働力が豊富な「人口ボーナス期」という時代でした。その時代に合理的なのは「男性を中心に、なるべく長時間働ける均一な条件の組織」を作ることで、人口構造が経済にボーナスをくれたかのように国は栄えました。物がまだ少ない人口ボーナス期には、早く安く大量に商品を作り、売ることができます。しかし現在は、人口構造が経済にとって重荷になる、「人口オーナス期」です。人口オーナス期には物があふれているので、短いサイクルで付加価値の高い商品やサービスを生み出す必要があります。そのために必要なのは多様な価値観・経験・アイデア。人件費が高騰して長時間労働では利益が出ないため、多様な人材が協力して働くことが必要です。人口オーナス期に必要な経済発展をしていくためにこそ、「働き方改革」が鍵になるのです。※ 人口構成の変化が経済にとってマイナスに作用する状態。 働く人よりも支えられる人が多くなる状況。WORKなるべく同じ条件の人を揃えるなるべく違う条件の人を揃えるこれまでの人口ボーナス期なるべく男性が働くなるべく長時間働くなるべく男女ともに働くなるべく短時間で働く現代の人口オーナス※期10代・20代のための働き方改革人生 年時代の働
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