共愛学園前橋国際大学 奥田教授によるライフデザインについてのレクチャーのほか、チャットシステムを⽤いた意⾒交換を行いました。
また、「ワーク」と「ライフ」の⼆つの視点から、群⾺県にゆかりのある社会人ゲストを招き、参加者とのコミュニケーションを通して、⽇頃得られない知識や体験を提供しました。
ライフデザイン
高大連携ライフデザイン支援事業は、高校生と大学生が共に学ぶことで、相互に新たな気付きを得ることを目的とし、令和3~5年度においては、県内の高校と大学(※)をマッチングして行うモデル事業を実施しました。
※高校:群馬県立前橋東高等学校 大学:共愛学園前橋国際大学
令和6年度では、3か年のモデル事業をさらにステップアップさせ、特定の学校にとらわれず、進学や就職を控えた高校生や大学生をメインターゲットに、ライフデザインの集中講義「サマーキャンプ」を開催しました。
大学生という親でも教師でもない「ナナメの関係」である他者との関わりは、高校生にとって少し先の未来を考える機会に繋がるほか、大学生にとっても自分のライフデザインを見つめ直す機会となります。
共愛学園前橋国際大学 奥田教授によるライフデザインについてのレクチャーのほか、チャットシステムを⽤いた意⾒交換を行いました。
また、「ワーク」と「ライフ」の⼆つの視点から、群⾺県にゆかりのある社会人ゲストを招き、参加者とのコミュニケーションを通して、⽇頃得られない知識や体験を提供しました。
⼤学⽣による⾃分の過去・現在・未来をテーマとした紙芝居や、参加者同士で⾃らの価値観をテーマとしたワークを⾏いました。
また、「25歳の自分」を考えるワークを行った後、意見交換を行い、グループワークで得られた将来に対する疑問や不安について、県職員にインタビューを行いました。
●高校2年生
ただなんとなく参加をしてみたけれど、⾊んな⼈と未来についてお話したり、考える中で、胸の奥がワクワクしました︕とっても楽しかったです︕みんなが未来に向かって進もうとする姿はとても輝いていて、頑張ろうって思えました。やる気も出たし、何かやれる気もしました。⾟いことも、⼤変なこともあるだろうけど、なんとかやってやるぞ︕と意志を固めることができました。
●大学4年生
⾃分⾃⾝の良さに気づくことができました。過去から現在、未来へと変化する⾃分が、今の⾃分につながっていて、その⾃分が未来へとつながっていく感覚を持つことができました。また、⼤⼈(社会⼈)が⾃分の体験、考えを⼤⼈の⾔葉で聞くことができてよかったです。来年から⼤きく環境が変わるので、その不安を⼤⼈(職員の⽅々)に相談できるのも嬉しかったです。またこのようなイベントや良い機会があれば参加させてください。2⽇間ありがとうございました。
この動画は県内の高校生や大学生等のライフデザイン支援を目的とした「ライフデザインサマーキャンプ」のダイジェスト動画となっています。
授業や教育にもご活用いただけるよう、イベントの様子をコンパクトにまとめ、若者目線で制作しておりますので、是非ご視聴ください!
「ライフデザインサマーキャンプ」ダイジェスト動画
進路プランニングの授業として、奥田教授によるレクチャーと大学生によるプレゼンテーションを行いました。その後、小グループに分かれて大学生が紙芝居形式のプレゼンテーションを行い、高校生が質問を行う対話型のワークを実施しました。
参加者数:高校生200名×大学生21名
●⾃信がなくても⾃分のやりたいことがあったときは、それに向かって突き進む事が⼤事だと思いました。⼈の⽬を気にするのではなくやりたいという気持ちを⼤切にしたいです。
●⾃分が⽬指したい職業に向けて今からよく知っていくことが⼤切だということを感じました。前向きに、⾃分がどうしたいかを明確にし、⾃分⾃⾝を理解することから始めたいです。
●私はこのプレゼンで何を話そうか考えることで、過去・現在を振り返ることができて⾃⾝のライフデザインを考えるきっかけになりました。⾃分が今までに頑張ってきたこと、現在頑張っていること、それは誰かに⾃慢できるような素晴らしいことではないかもしれないけど、それでも⾃分に⼀⽣懸命やりたいと思えるコトがあることが幸せだと考えました。
●このことは⾃分のキャリアについて振り返り、今後のことを考えることで⾃⾝のキャリアについて実践的に考える貴重な機会となった。特に、⾃分の考えていたライフデザインをさらに具体化して考えることができた。
●⾼校⽣にとっては⼤学⽣と関わることは兄弟がいない限りほとんどないと思います。両親に就職についてお話を聞くのと、変化する今の現代を⼤学⽣として過ごす私たちが実際のライフデザインとしてお話しするのとでは全く違うと思います。だからこそ、私たち⼤学⽣も⾼校⽣の時にこのような講座があったらよかったなと感じたり、これからももっとこういった⾼校⽣のために今必要な能⼒、知識を⾼められる⼯夫をした授業を取り⼊れていくことが重要であると感じました。
令和5年度は、奥田教授によるレクチャーから始まり、「30歳の私」や県職員とともに少子化対策やこども施策を考えるワーク、まとめ・発表など、計5回の授業を実施しました。
参加者数:高校生28名×大学生24名(のべ人数)
奥田教授によるレクチャーと、事前学習として高校生が考えてきた「30 歳の私」を発表を行いました。
大学生 の「30 歳の私」を発表し、高校生 と大学生が共同で将来について考えるワークを実施しました。奥田教授からは人口減少などを踏まえたレクチャー、県職員から群馬県の少子化対策についての説明を行いました。
高校生と大学生は、夏休みの間に、国の「こども未来戦略」を参考に、「30歳のあなた」の希望する⽣活を実現するために良いと思った政策、疑問の政策を考えてきました。これらをもとに、チームで話し合いを行い、もっと充実したほうがよい政策やもっと発信してほしいことなどを提案するためのプレゼン資料の作成を進めました。
高校や大学の教職員への公開授業として開催しました。
「私たちのライフデザインーこれからの時代のワークとライフー」をテーマに、チームごとの発表を行いました。