進路プランニングの授業として、奥田教授によるレクチャーと大学生によるプレゼンテーションを行いました。その後、小グループに分かれて大学生が紙芝居形式のプレゼンテーションを行い、高校生が質問を行う対話型のワークを実施しました。
参加者数:高校生200名×大学生21名
ライフデザイン
県では、若者がそれぞれ将来を思い描き、希望する人生を実現するため、キャリア形成だけでなく、家族形成を含む将来のライフデザインを考える機会を提供しています。
高大連携ライフデザイン支援事業は、県内の高校と大学をマッチングして行うモデル事業(令和3~5年度)であり、高校生と大学生が共に学ぶことで、相互に新たな気付きを得ることを目的としています。大学生という親でも教師でもない「ナナメの関係」である他者との関わりは、高校生にとって少し先の将来を考える機会につながるほか、大学生にとっても自分のライフデザインを見つめ直す機会となります。令和5年度も県内高校・大学協力のもと、モデル事業を推進し、若者へのライフデザイン支援の更なる広がりを目指します。
群馬県立前橋東高等学校・共愛学園前橋国際大学
青年心理学の専門家である共愛学園前橋国際大学の奥田雄一郎教授にオンラインセミナーを実施していただき、将来なりたいキャリアを実現するための進路選択とあわせ、ライフについて考えていく大切さについての理解を深めました。
参加学生:高校生199名
大学生が主導する形でライフデザインに関して少人数による活発な意見交換を行い、それぞれのライフデザインの作成・発表を行いました。
参加学生:高校生4名×大学生2名
進路プランニングの授業として、ライフデザインセミナーを行いました。セミナーでは、講師によるレクチャーに加え、大学生と高校生による紙芝居を用いた対話型ワークショップを行いました。
参加学生:高校生239名×大学生24名
令和4年度では、ライフデザインに関する考えを深めるため、自分の将来像を考えるワークショップに加え、今後のライフに関わる社会課題の調べ学習・発表も行いました。
参加学生:高校生9名×大学生6名
高校生3チームの調べ学習発表に加え、大学生との混成チームを形成し、「30歳の私」をテーマに付箋を用いたワークショップを行いました。
ライフデザインセミナーで用いた紙芝居ワークに加え、3回目に向けてのディスカッションを行いました。
3チームのこれまでの学びの成果をプレゼンテーションし、3回のワークショップの振り返りを行いました。
進路プランニングの授業として、奥田教授によるレクチャーと大学生によるプレゼンテーションを行いました。その後、小グループに分かれて大学生が紙芝居形式のプレゼンテーションを行い、高校生が質問を行う対話型のワークを実施しました。
参加者数:高校生200名×大学生21名
●⾃信がなくても⾃分のやりたいことがあったときは、それに向かって突き進む事が⼤事だと思いました。⼈の⽬を気にするのではなくやりたいという気持ちを⼤切にしたいです。
●⾃分が⽬指したい職業に向けて今からよく知っていくことが⼤切だということを感じました。前向きに、⾃分がどうしたいかを明確にし、⾃分⾃⾝を理解することから始めたいです。
●私はこのプレゼンで何を話そうか考えることで、過去・現在を振り返ることができて⾃⾝のライフデザインを考えるきっかけになりました。⾃分が今までに頑張ってきたこと、現在頑張っていること、それは誰かに⾃慢できるような素晴らしいことではないかもしれないけど、それでも⾃分に⼀⽣懸命やりたいと思えるコトがあることが幸せだと考えました。
●このことは⾃分のキャリアについて振り返り、今後のことを考えることで⾃⾝のキャリアについて実践的に考える貴重な機会となった。特に、⾃分の考えていたライフデザインをさらに具体化して考えることができた。
●⾼校⽣にとっては⼤学⽣と関わることは兄弟がいない限りほとんどないと思います。両親に就職についてお話を聞くのと、変化する今の現代を⼤学⽣として過ごす私たちが実際のライフデザインとしてお話しするのとでは全く違うと思います。だからこそ、私たち⼤学⽣も⾼校⽣の時にこのような講座があったらよかったなと感じたり、これからももっとこういった⾼校⽣のために今必要な能⼒、知識を⾼められる⼯夫をした授業を取り⼊れていくことが重要であると感じました。
令和5年度は、奥田教授によるレクチャーから始まり、「30歳の私」や県職員とともに少子化対策やこども施策を考えるワーク、まとめ・発表など、計5回の授業を実施しました。
参加者数:高校生28名×大学生24名(のべ人数)
奥田教授によるレクチャーと、事前学習として高校生が考えてきた「30歳の私」を発表を行いました。
大学生の「30歳の私」を発表し、高校生と大学生が共同で将来について考えるワークを実施しました。奥田教授からは人口減少などを踏まえたレクチャー、県職員から群馬県の少子化対策についての説明を行いました。
高校生と大学生は、夏休みの間に、国の「こども未来戦略」を参考に、「30歳のあなた」の希望する⽣活を実現するために良いと思った政策、疑問の政策を考えてきました。これらをもとに、チームで話し合いを行い、もっと充実したほうがよい政策やもっと発信してほしいことなどを提案するためのプレゼン資料の作成を進めました。
高校や大学の教職員への公開授業として開催しました。
「私たちのライフデザインーこれからの時代のワークとライフー」をテーマに、チームごとの発表を行いました。
●授業を受けてみて、前よりも⾃分の将来について考える機会が多くなりました。この世の中にどんな政策があるのか、わたしたちが暮らしやすいよう、政府はどんな事を考えているのか、たくさん知ることができました。また⼤学⽣と話すことで私達⾼校⽣と違った考え⽅や⼤⼈な考え⽅を聞くことができました。
●私達⾼校⽣が考える30歳の⾃分と⼤学⽣が考える30歳の⾃分は全然違くて、そういう考えもあるなと思うことが多く感じました。普段、⼤学⽣と交流することや何⼗年後の⾃分を考えることはないので、とても新鮮な気持ちで授業を受けることができました。
●⼈⽣の10年後、20年後はまだ先だと考えていたけど意外とあっという間であって、しっかりと考えていく必要があるなと感じました。
●漠然とした将来への不安から、具体的にどこが不安なのか⾒つけることの出来る授業だったと思います。
●私⾃⾝、「将来はこんなふうに仕事して、⼦どももいつかは育てられたらなぁ」のよ
うにぼんやりと未来について考えていましたが、今回のライフデザインで様々な政策を知って、⾃分が⼤学3年⽣とうこともあり、より将来について考えるきっかけになりました。不安だらけな未来ですけれど、出産・⼦育てに関してたくさんの政策があり、使うことが出来るので、少しだけ不安がなくなりました。